夕ドラー39

 夕方になります。 もう一度 港を見に行きますが・・・  人の数も 車も減る気配はなく いやどんどん  増えているようです。 堤防のかげを確保して  夕食にしようとしている家族もいます。
 僕は あきらめ ホテルを探すことにします。 その時 大柄な強面親父さんに声をかけられます。 荷物を持ってやるよ!と言っています。 そしてどこへ行くのだ!と聞いてきます。 今夜のホテルを探していると 言うと ついてきなと 僕のバックを抱えて 先に歩き出します。 危ないかも と思いますが・・・ 後を よたよたついていきます。
 後ろから また誰かが声をかけてきます。 おい あの親父は危ないぞ! 金を請求されるぞ!と 忠告してくれてます。
 そうだろうな と思いますが くたびれ果ててるし 頭が痛いし もう どうにでもなれ!って感じです。
 ごっ追親父さんは 手じかなホテルに入って 交渉してくれてます。 廊下なら ベットはるが   と言われます。 まあ それでもいいか!と思って 荷物を受け取り 親父さんに 小銭を握らせます。