免税店街で・・

38‐免税店物語
フランクフルト空港は広いです。
地下街みたいな所を何度も角を曲がって、
下に降りて行きます。
其処でドブロブニクで免税手続きをした書類で、
あちらでは出来なかった免税分を返してもらいます。
僕は少しだったので二十ユーロほど帰ってきます。

それから関空へのフライトを待つ為、三時間近く
自由時間です。
家族の人と参加の視覚障害さん達は、
さっと何処かへ行ってしまいます。
僕ら目の悪い単独参加さんは添乗員さんと行きます。
通関で疲れたので甘い物を食べたいし座りたい!
「モンブランなぞ有りませんかね」。カフェには無さそう
目の前がアイスクリームショップです。
では、それを食べましょうか。
建物の中は乾燥して熱いです。
冷たいお茶が飲みたいです。
添乗員さん探しに行ってくれます。
でもコーラーとかレモネードとか
甘い種類ばかりの様です。あーぁ、日本が恋しいね。

女性の単独参加さんが女性添乗員さんと、
ブランド品をいっぱい買い込んで帰ってきます。
「わー!凄い」、あれにこれに幾ら使ったのでしょう?
其れを見た弱視ご夫婦の奥様、
買い物欲に火が点きます。
女性添乗員さんと免税店にダッシュです。
ついでに僕も付いて行きます。