6−旅はきたへ・・砂丘は津波も越えません!

僕は真冬の支度で来たので、
足元も短ブーツを履いています。
少々の積もった雪は大丈夫です。
でも、降りしきる雪は冷たく顔を叩きます。
で、駅の軒先でトレ君のオシッコさせます。
直ぐ雪が降り濯ぎオシッコの痕跡を消してくれます。

早く着いた僕らは暫く待ちます。
コンコースに在る待合室は寒い!
序序に旅ボラのスタッフさんや参加者が集まります。
大山の方から来る
総括のスタッフさんが雪で遅れています。
東京からの参加者は地震でキャンセルです。
大阪からの方は大雪で断念したそうです。
なかなか人間は自然には勝てません。
ちょっと気分が沈みます。

結局、近場の人の参加で、
盲導犬と使用者が二名、車椅子さんが二名、
それとシルバーさんとスタッフさん、
合計十数名のツアーです。
先ずは鳥取砂丘へ向かいます。
雪雪 雪で、まるでスキーツアーです。
バスは、此れから障害者や老人ツアーを
積極的に受け入れていこうと、
二名の研修生も同乗させています。

鳥取砂丘は雪に埋もれてゲレンデです。
駱駝に乗って散策や、砂の風紋やラッキョ畑に
触れる体験も出来ません。
砂丘博物館で館長さんから鳥取砂丘の日本一である
由縁を聞かせて頂きます。
広さは日本一では無いそうです。えっ!そうなんだ。
でもユネスコからジオパークに指定されてます。
オアシスや生物、植物の話しは
知らない事ばかりで、面白かったです。
神秘的な砂丘のオアシスを見たいです。
一番砂の厚い所は六十メートルもあるそうです。
此処なら東北の津波も大丈夫でしょうか?