7ー旅は北へ・・イカ墨カレー

「折角、遠くから来たのに申し訳ない!」と、
スタッフさん達は謝りますが、
雪の少ない瀬戸内から来た僕は、
此れほどの積もった雪も物珍しく、
バスからの景色も楽しみつつ、
港の遊覧船乗り場の食堂へ昼食に向かいます。

「何でも注文して下さい」と、言われます。
港ですから、日本海の珍味の魚貝類の定食が
充実しています。
今夜の泊まりは温泉旅館です。
そんな料理は今夜たっぷり味わえるでしょう。
トラボラさんにその他の
地元らしい料理を探してもらいます。
そうそう、鳥取はカレー王国です。
県庁かにカレー課もあるとか?
「イカ墨カレーはどうでしょう」
そんな事で、
ほとんどの方がイカ墨カレーに決まりです。
僕は欲張ってイカ墨カツカレーと
山芋のてんぷらも付けます。

わー!真っ黒いカレーが運ばれて来ます。
「美味しいですか?」と、聞かれて
不味くは無いのですがー!
イカ墨の生臭い匂いが舌に残り、
ぴりっとしたスパイシーさを無くしていて、
ちょっとミスマッチかな!と、思います。

結局、波が荒くって遊覧船観光も出来ません。
海は白波が打ち寄せています。